2014-09-04 ■ 草原に転がった 黒人の足首 野生の風が知る 彼の勇敢さ 人間賛美歌を 奏でる部族が 生贄に選んだ 恋をする処女 石槍が突き破り 彼は吠える 松明が照らすは 愉悦者の瞳 獣たちは敬い 足首を祀った 二人は駆ける 最愛の彼方を 「黒い英傑」