2014-07-27 ■ お前の金切り声が 僕を自由にする 濁り始める血液を 僕の欲望で浄化する お前は気儘な奴で 僕を嫉妬させる 穢れた肌は透明で 僕の情緒を狂わせる お前は幾度も泣いた 僕が慰めていても 手足が邪魔だと教えたら 僕に媚びてる顔を蹴る お前は苦しむほどに 僕を魅了させる 死相が色濃くなればこそ 僕に美神が約束される 「痛みの伴う芸術」