ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


貴方の余裕のない顔が

私を掴んで離さない

割れた皿に手を触れて

切れて痛む傷のように

 

ボーダー柄の貴方の心が

騙されたフリして笑ってる

その時涙と血液の絵具で

私の画布は塗り潰される

 

貴方は必ず嘘を吐いては

私の退屈を紛らわせてくれる

そのお礼に軽くて苦い

キスを貴方に与えましょう

 

貴方が叫びたくなるような

感情に任せて蹴飛ばす愛に

私も一緒に重ねて欲しいの

この街から出る最後の口実

 

 

「ボーダーの貴方」