ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


血色の悪いラヴレターを
保健室登校の君に渡す
清潔な匂いのするベッドで
消毒液みたいな顔で受け取る君


ミニスカートのほつれ糸を
私の臍の緒だと笑う君
僕のブレザーは丈夫過ぎて
全てを壊してしまいそう


教室前は死別したみたいだね
僕はクラスに馴染めていたから
君が君を傷つけ続けていたことも
見抜けずただ地球儀を蹴り飛ばしていた


カッターナイフみたいな心に
君は君の全てを託そうとするけれども
刃はいずれ亡くなってしまうんだよ
それ以上に苦しむ必要はあったのかな




「保健室の白にも教室の橙にも混じらぬ赤」