2013-08-15 ■ 畏まる想いを 忘れたくはないよ 哀愁に取り残されたら 僕は今日こそ人を殺すの 感性の齟齬は寂しいけれど ナイフの先で震える心臓 死体は何度でも生き返るから 繰り返し突き立てないといけなくて 愛する想いを 知りたくはなかったよ 思惑に惑わされながら 僕は明日こそ死を選ぶの 誰にでも美しい角度はあるけれど その勾配の喪失こそが僕の哲学 僕は一度しか死ぬ事が出来ないから 特別な青い薬をソーダ水で飲み干して 「穏やかな鮮血」