ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


愛なる輪郭を指でなぞって
呼吸を整え、やっと唱える
「知ることは死ぬことです」
「ならば僕は死にましょう」


二つの楕円と一つの三角
色は恐らく血のような赤
重さは21gと恐ろしく軽く
腕を回せる程には収まりがよい


死んでいく、死んでいく、
僕が、貴方が、この温もりが
死んでいく、死んでいく、
気持ちが、思い出が、この痛みが


「無知を赦せなかったのは
貴方が男であるからなの」と
死んだ貴方は墓前で呟き
僕の死体は全てが嘘に




「忠告:知るな」