ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


神様は僕に二つもの瞳を与えた
曰く見たくないものをより多く見せる為に
それでも僕はその洗礼を感謝した
何故なら過ぎ去る情景の寂しさが胸を打つから


神様は僕に一つだけの口を与えた
曰く二つもあると世の孤独を知れないから
それでも僕はその洗礼を感謝した
何故なら一人で呟く事で意味を知る事が出来るから


神様は僕に半分の心を与えた
曰くそれで十分僕は不幸になれるので
それでも僕はその洗礼を感謝した
何故なら片割れを想像するしかない毎日が幸せだったから


神様の嫌がらせは全て僕の愛になり
様々な解釈によって僕の形は宇宙によく似ていた
時には真面目な気持ちで恨んだ過去もあるけれど
独りよがりな神様はいつも僕の良き友人だった




「神様の嫌がらせ」