ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


貴方の指が閉じ込められた
シーチキンの缶詰が
いずれ腐敗し破裂するまで
僕の恋心は終わらない


百年先には誰も生きてない
その必然性が心の支え
運命など朽ち果てるほど
錆びついた時間をこの胸に


甘い言葉を囁こうとも
確かな意味などきっと無いよ
傍にいることが大切ならば
貴方で出来た人形と眠ります


恋慕を取り仕切る神様が
誤り溢して僕は授かった
それから貴方に届けましょう
僕の秘密の空かずの缶詰




「時間と距離とその缶詰」