2013-06-01 ■ 貴方の指が閉じ込められた シーチキンの缶詰が いずれ腐敗し破裂するまで 僕の恋心は終わらない 百年先には誰も生きてない その必然性が心の支え 運命など朽ち果てるほど 錆びついた時間をこの胸に 甘い言葉を囁こうとも 確かな意味などきっと無いよ 傍にいることが大切ならば 貴方で出来た人形と眠ります 恋慕を取り仕切る神様が 誤り溢して僕は授かった それから貴方に届けましょう 僕の秘密の空かずの缶詰 「時間と距離とその缶詰」