2013-03-14 ■ 何よりも痛々しい罰を受け それでも声をあげなければ その人の聖性は証明されるなど まるで人の思惑みたいで嫌な奴 貴方のあれが大切と 執拗に唱える宗教家 だけども主は鉛筆転がし マークシートを全部塗りつぶす 拷問の末に吐いた言葉に その人の本質を見ると笑った ならば幸せなんてものは重要でなく いつまでも傷つくだけが人生か 結局人は一つの存在に成り得ない 僕はバラバラになって夜を満たすよ 貴方がもしも統合性を求むなら 時計の針で自らの腕を切り裂けばいい 「痛みの聖性」