ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


人殺しは顕名と称し
AとかBとか名乗ります
生暖かい拍手の後に
光が足りぬと愚痴を吐くの


どんな罰でもその腕で
刻んだ少女には適うまい
だから死刑と言われても
まるで人間を装い笑った


傍聴席では怒号が響く
けれどもそれは明日で終わり
特別悲しい残り火だけが
一番寂しい罪だと言う


曰く、運命の命を与えた暁の
石を積ませる結末で
自分を痛めたその幸せも
今では冒涜の傷跡と化して




「他人の死刑」