2013-12-01 ■ 恋の風景に 懐かしげに手を振るからね 失う事など無かったよ 景色は何処までも在るからね 人生は大掛かりな走馬灯 僕は知っていたよ 死に至るまで 僕は貴方の思い出の中 貴方に恋をしたのは 直観でも運命でもなく そうした景色の追想が 僕の道の上に落ちていたから 泣くのは止そう 手を伸ばすのも止めておこう 僕で無かった僕の歩みに ケチをつけても仕方がない 「風景の傍で」