ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


人にいくら騙されても
自分を偽らない人は
きっと何かの病気です
精神病棟に行くべきです


僕は沢山騙されたから
上手に自分に嘘吐いた
それなのにだけど何故
精神病棟で僕は暴かれるの


もしも笑顔の練習を
鏡の前で続けていたら
幾つも幾つも数えていたら
幸せだと括られていたのかしら


八階のベランダから覗く
死の結実を少し睨み返す
「今だよ」という声が聞こえた
空気の傷が僕にキスをした




「シンプルな死体」