ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


恋とは人のものでなく
概念の中に佇むものだ
少女が花に恋するように
少年が空に惹かれるように


しかしながら人々は
言葉で恋を体現させた
その哀しみの代償に
人間性を着飾って


人間でないこの僕は
寂しく自由に心を描く
それは対話のない情感
それは温もりのない質感


少女は枯れた花を愛すか
少年の手は空に届くか
言葉は利口に恋をするけど
密になるほど役には立たない




「今、恋は矛盾した」