2012-09-27 ■ 少女は泣く前に必ず転ぶ 老婆が言うには転落人生 無意味に性を重ねあっては 浮かぶ言葉は赤子が可哀想だ 彼はいつも決まって間違える 群集囁くは木偶の坊 痛みに変わらぬ命を育て 堕ちた言葉は生きるは可哀想ね 貴方はただただ真実求む 誰も教えぬは何処にも無いこと 高潔な精神が仇となる 最期の言葉は全てが可哀想だわ 僕はそれでも詩を書こう 皆が罵るのはこの詐欺師めと 人でいられず全てを捨てた そして言葉は僕を可哀想にする 「可哀想」