ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


腕の傷跡は黄道に溶けて
傷つかない爪先だけで立つ
僕には幾千もの人を亡くす記憶があり
いつかの犬が欠伸で夢をボヤク


テレフォンの電波が身代わりになる
恋知らずが口の中を痛めてしまう
頭の中の宇宙はきっと僕に優しい
叶わないものはキラキラしてキレイ


飲みすぎたお薬がジョークをして
小部屋で土踏まずが貰い泣く
僕には一つも造型された空想はなく
幾許が煙草に少しだけを照らす


パラフィンの装置で唇が宿る
人煩いがロマンティックと呟く
子宮の中のハートはきっと囁きに忙しい
叶わないものはキラキラしてキレイ




「夢にまで見るよ」