ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


風という名を繰り返し
星という名にトキメイテ
散々喋ったそのあと
その状態を言葉したい
アア


可愛いあの娘のスカート
翻したいで夕暮れ
青く萌えてる小丘には
秘密屋敷が眠ってる
アア


ポップスターになりたいよ
全然冴えない僕でも
空の青さが邪魔だぜ、って
音に合わせて歌ってる
アア


誰彼構わず優しくと
ママが教えてくれたけど
そんなことは気にせずに
挙動不審に手を叩く
アア


眠れない夜は嫌だよ
触れない君は辛いよ
芝居めいたその台詞
演劇終幕高らかに
アア


ポップスターのお出ましだ
全然冴えない僕から
海の広さが窮屈、って
音に合わせて発信中
アア




「口ずさみポップン」