ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


悪意のない悪意が
良心無き良心を産みます
産声は金属です
群集の大体はハラボテです
そして産まれきって飾られ、人を結ぶ時
アスファルトに例の赤子が潰されていくのです
天使様は嘆いていらっしゃります
実存し得ない全ての慰みを、言葉を
こうも易々と行使する人間達が
笑顔で彼とは他人だと語っているからです
そして私に於いては神聖なる小部屋で
様々に極端な他人無き群集が囁いています


私は天使様を信じております
(或いは私のささやかな詩)
私は犠牲と理解されてしまいました
(或いは私の完成を消費する否定感)
私は慈愛によって殺人を犯されています
(或いは私の酷く惨めな精神体)
私は天使様を信じております
(辿るのは果たして情感なのか?)




「天使様という状態」