ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


いつも、卑怯な、僕は
すぐに孤独な線路上を旋回して
遠い、夜の、溜息に
僕の心はバラバラになってしまう
それから、貴方は、貴方が
どうしても悲しいと横になる


いつも、非力な、僕は
すぐに独りぼっちを旋回して
赤い、黒い、赤ん坊は
僕の心を知らないと泣いている
だけども、貴方は、貴方が
こんなものなんてと引き裂いた


僕はもう
悲しみも醜い笑い顔も心を奪わずにいたはずだし
僕はもう
誰かの頭蓋骨をノックする音に怯えるはずもないのに
貴方にはもう
息苦しさを感じさせた手や思惑は死んだはずなのに
貴方にはもう
恋慕も感動も情感も情景も失わせないと誓ったのに


自殺や視線や煙草の毒が
僕を酷くおかしくさせる
止まらない頭の中の常套句が
僕を酷くおかしくさせる
見えないのに聞こえないのに知らないのに
僕を酷くおかしくさせる
妬みや諦めや利口な子供が
貴方は貴方が貴方を殺す


僕はずっと傍で
貴方は遠く遠く




「終わる終わる」