ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


日々綴る証明ができない
僕に炸裂する胸の痛みは


時間の意味づけが足りない
僕を腐らせていく休日


命の存在事実を知らない
僕が五感を失っている


記憶のしがらみに勝てない
僕の状態が惨めさを内向に宿し


希望の道筋はもう見えない
僕と貴方の話を作りこむ


不自由な感情に違いない
僕はその摩擦に朽ちる骨だった




「風化」