ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


人ごみに隠れた恐ろしい大きな口が
歯を立てた僕の右足
には、どうしようもなくどうしようもなく
目を伏せきって、なおも嘔吐しないように気丈さを
息切れを起こす小さな胸に
何ともなくなんともなれるものよ、と言い聞かせ言い聞かせ
突き落としてしまいなさいと速度好く歩く戯言
のために生きているのだろうと死なないのだろうとただただ想う


潔さを失ってしまった僕にはものの美しさを美しさとして感じることが出来ぬ
し、愛を喪失したばかりかで、鋭い情景をバラバラにすることも出来ぬ
言葉などなければよかったと言う
と、亦


何者にならないといけないという前提に於いて
言葉のままの僕は許してもらえるだろうか、許されるだろうか
目を閉じる風景の中に空回りする自転車
に、抱き寄せられる日々が小生にくるだろうかは
最早
逃げられぬ状態として心気丈になれずで、情けなく想う




「唐突な言い」