ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


代償はぬぐえず
傍にいるだけ
寒い寒いと言って
こちらを見ているだけ


今日は少し優しくいよう
明日は其れを褒めてみよう
死ぬとき自分を好きになろう
誰かの役に立ったかな


現実を見れずに
空を飛んでみる
事実を学ばず
空を飛んでみる


陳腐な歌で泣き続けたい
つまらぬ言葉に感動したい
それで沢山に埋まって
それだけになって誇りたい


怒らないでいられるかしら
僕を引きずらなくて好いかしら
誰も傷つかないかしら
情熱に焼かれて死ねたなら




「恋するだけしか能がない」