ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


「愛してみたいよ」「本当にさ」「愛してみたい」

僕には、愛される、ことが、ないから。
もう、そういう、小さな、願望は、小さくしぼみ、潰れてしまう。
僕には、もう、そんなことは、ないから。















食べかけのスナックに
喉が渇いていくよ
残ったのね林檎味
流れ落ちてまた


様々な憶測の中
言葉をいくつか知りました
様々な大衆の中
自分をいくつか知りました


次々と燃えるタバコに
喉が声をあげるよ
残ったのは紫色
風に吹かれまた


最大の妥協の中
数々の笑顔が生えました
最大の中傷の中
数々の手足が生えました


さっきから冴えない僕に
喉は黙っているよ
残ったのは精神体
血肉、吐息、ほど




「空ろ黒し」