ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


無題

滴る怪獣
ぼくはひっしににげています
恐れ多き魔女
ぼくはひっしににげています
煙を燃やした悪魔
ぼくはひっしににげています
何より怖い全ての人間
ぼくはひっしににげています


そのさきにはがけ
おちたさきはじごく
そのさきはかいじゅう
そしてまじょ、あくま
にんげんみたいななにか
ぼくはひっしににげています

















「こわいりゆう」