ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


壊さないように

なんていうか今までずっとつきまわしていたような感覚。
もっと大切に一つの流れに沿って書いてみたい。
今までは出てきたものをひたすら書きなぐった感覚。
もっと何かを外側から覆うように書いてみたい。


優しすぎるものは癪だけど、嫌いじゃない。
僕はそんな風にはなれないけれど、がんばろう。
誰にも心を許してもらえないとしても。
少しぐらい共有するくらいの位置まで無いける気がします。
それで僕は幸せだから。
がんばろうと思う。


さて気を取り直して。
詩を一つ。
落ちていく過程で誰かが掬ってくれます様に。




大きく開いた胸の中
戻る場所などどこにもなくて
後一押しで失うの
後一押しで強くなる


私の記憶が流れてる
きしむ音には勝てないけれど
ただ素晴らしく感動し
その熱さまで抱きしめる


何が私に降り注ぎ
どこに帰るかわからぬままで
ここにいられる喜びと
ここで果ててく焦燥感


冷たくなってしまう部屋
私の居場所はここではないと
お腹の中から声がする
とても冷たい声がする


題して「赤い雨、暗い海へ」です。
こういう感じかな。
それでは。