ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


こうやって

自分より弱いものなんて簡単に傷つけてしまえるんだよ。
すぐに殺してしまえるんだよ。
その瞬間は神に祈りを掲げているようだけど、
さめた瞬間の身震いがたまらなく怖い。


性的な衝動なんてはかないものです。
ひたすらそれを求め続ければ生活だって成立するよ。
退廃的でも何一つきにならない。
そういう生涯を送ってみたいな。


みんなが一緒に笑っているよ。
それでもいいんでしょ。
羽を失ったトンボが、
芋虫みたいになって苦しそうだね。


耐えられないかもしれない町で、
僕はなお何かを奪って傷つけて殺して、そしてそれを干渉に関連づけて意味を求めて感動を求めて蔑んで自虐にふけり解決策を求め狂気にはしる。
それはきっと凡庸を手に入れているからこそ。


雨が降ってくる。
それ以上に何かを追い越してしまおう。
意味の在るものたちで多い尽くした交差点だからこそ。


さて、詩を。
きっと落ちていく中で一生懸命助けを求めているんだ。
助けなきゃ。




容易く体が蒸発します
助けを呼ぶ間もないですね
外で猫が酷く鳴いています
虫が月の上で影絵をします
影は猫の瞳に入り
涙に溺れてしまうのです


何もかもが狂おしいほどです
だからこそ出来ないことがあります
それを両手に程よく丸め
地平のかなたへ投げるのです
疲労が溜まって捕まって
誰かのおかずになるみたい


ただただ存在を確認しあって
だけど苦しみの味などしません
即興で出来た自分でいい
それ以外に必要なんてないですね
猫が痛みで響く夜
触るといまだ冷たいままです




題して「倒れこんだその後」です。
嫌いじゃないです。
それでは。