ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


明日からの

僕の感情が止まらない。
分かっているんだ。
分かっていたんだ。
もう無理なんだ。
もうだめなんだ。
忘れるべきだ。
やめておくべきだ。
僕という人間の生き方を思い返す術があるのなら、繰り返すわけがない。
なのにもう許せない。
愛ってなんですか。
容易く手に入るものなのですか。
自分を変えるべきですか。
僕という人間はいつになれば、
本当のやさしさを持ち寄ることができるのですか……
いっそ欲に溺れて。
いっそ消えてしまえばいいのだろう。
幸福はやってくるといいます。
欲張りなのがいいのです。
でも僕はタバコもすえない男だから。
どうしようもなく人の事を想うのがへたくそな男だから。
今ここにいる。
そしてこれからもきっと。


感情は数多も流れていく。
僕もまだ流れ続ける。
そして笑い続けよう。
追い越そう。
夢が見れるようになれるまで。
もう泣かなくなるまで。
それまではきっと。
死なない気がするから……


詩を一つ。感情によって無造作にしか書けないけれど。
人に伝える意志のないものは作ってはいけない。
傲慢でしか物は創れない。
少なくとも僕は自分のために作っているんだろうな……
詩を一つ。
詩を一つ。


琥珀色の水は
私には魅力的過ぎて
どうも
うまくは
染みずにいます


私の強引さを
もっと酷く手に入れていれば
よかったのにな
本当によかったのにな


全てを制している
あの人たちはうまくやってるね

なりたい
でももう無理ね


人のことなんて
想わないことこそ人のためになる
小さい頃に
そういわれたかったな


悲しみは青い色
そんな事実があればいいのにな
空は
輝き
人は消えてく


全てを流して
そしてどこかにやってしまおうよ
今日は生憎
雲を見ずにすむ日です


題して「晴れ渡る空」です。
それでは。