芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
君の頬を流れる 一筋の毒に触れ 指先を舐めた時 僕は喪失を悟る 一緒に死のうと 誓った夜でさえ 雫の無い温度で 僕らは微笑めた 僕は言葉に頼り 君を飾り過ぎた 君は恋を信じて 僕を赦し過ぎた 君の果実の毒が 僕を醜く生かす 孤独な雫は乾き 黒い空へ溶けた…
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