芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
僕が壊されてしまった 誰彼の何気ない生き方や 一匙の心無い苛立ちに その幾重の目による監視に 絶望を望む子供たちに 激情を知らぬ大人たちに そうして壊された僕は 部屋の片隅で語るに落ち 言述の幽霊に怯えて くらくらするほどに一人 急に泣き出した胎児…
寂しさに負けた夜は 神経に気が取られてしまう 誰彼の願いは保護膜ばかりとらえ 僕の傷ばかりを知ることになった 命に及ぶ説明は知らない ただ、胸には高揚が灯らない しかしなお気丈さを振舞える貴方がいて 僕は真似が出来ないいびつな子供 いつからこんな…
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