2018-09-11 ■ 運指の淵で 拝跪を呷って 徒消の森は 満限で嘆じた 枢機の弓は 野情を作して 鍵の内含を 嚢子で拒んだ 憤死の裡で 哀毀を量って 喪章の鳥は 短言で慢じた 湧起の炭は 叉状を訳して 凪の回雁を 後翅で望んだ 「蔭る心象」