2017-07-09 ■ 昨夜の神が 舌を愛撫し 若い漫然は 奈落に残る 融解する脳 正しい罪に 本音が溺れ 晩餐を迫る 明日の肉が 翅を讃美し 強い切願は 虚空に過る 到達する牙 眩しい欲に 仮想が壊れ 憧憬を渉る 「幸福の背丈」