2016-03-30 ■ 焼却炉で眠る 仔猫みたいに 僕は騒ぐ街の 問いを背いた 耳に響くのは 燐寸の断末魔 時が奪うのは 倖せな説明書 罰に気付く程 罪深くは無い ただ日々の中 多く祈るだけ 死灰となれば 泪さえ忘れる 記憶となれば 或いは誇れる 「現世と炎」