2016-03-27 ■ 鏡を見詰め 紅塗る僕は 綺麗な嘘に 涙を流した 背徳の指で 彼に触れば 汗ばむ味が 舌を誘った 躯を裂けど 人魚は迷い 全て忘れて 夢に溺れる 広い背中に 重たい声が 遠のく僕の 初恋でした 「碧い肌」