2015-12-24 ■ 死神は嘆いた 目醒めた夢に 嬉し涙を流す 朝が来たから 制服に着替え 寝癖を整えて 林檎一つ齧り 学校へ向かう 友人に声かけ 女子を気にし 授業で呆けて 夕闇から帰る 禁忌を回避し 空回る日々で 一心に想うは この嘘の価値 「死神」