2015-03-23 ■ 教室の窓ぎわの席で 退屈と遊ぶ貴方は 閉ざした瞼の中から 何を見たのだろう 私は貴方に惹かれ 言葉を重ねたけど これ以上無く哀しい さあねを知るだけ 私は涙を溢れさせ 貴方は信仰を続ける 下駄箱の手紙さえ 破るのを視てたよ 私は赤になりたい 貴方に見つめられて 哲学を色付けた後 上手に死ねるように 「さあね」