ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


あついといきは

ほしをゆであげ

ぼくはひとを

なぐりたくなる

 

おもいあたまは

ちじくをまげて

ぼくはひとを

ゆるせなくなる

 

いためたきずは

ひびをはやめて

ぼくはひとを

のろいたくなる

 

とまったゆびは

あいをうしない

ぼくはひとを

わすれたくなる

 

 

「まくろ・みくろ」