2014-12-17 ■ 花の美しさは知らずに その言葉に掴まれる 凛と咲き誇るだけで 意味を成す命の価値 僕にも花言葉が欲しい 感傷の指に遊ばれて 露で花弁が濡れるように 鮮明な涙を流したい 誓いや告白や弔いに 僕の死骸を添えてくれ 気づく誰かの様を見て この魂は永遠となる 種の存在が理由になる 僕は意味さえ見つからず 死ねば無意味で蝕まれ その為の花が飾られる 「花言葉への求愛」