2014-12-12 ■ 僕が硝子なら 粉々になりたい 傷つける砂で 生足は血塗れで 貴方は燥いで 傷口に行き届く 僕の哀しみさえ 踏み締めるから 迷惑な自らを 生きてきたけれど こんなカタチで 救われるなんて 僕の嫌な部分を 赦せる人なんて 信じてなかった そのはずなのに アア、硝子が乱反射して まるで星々を駆けてくみたい 「硝子の砂」