ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕。

僕は
僕は、
僕は!
僕は。
僕はただ一直線に伸びきったガム
僕は
僕はただの造形物
僕はただのただの暗がり
僕は……、しかし、……いずれにせよ
僕は
「僕は死んでしまった貝殻」
僕は
僕、僕、なんていい続けて最早最早
僕は
痴情だけで自己を保っているこの僕は!
僕ではない何か
全て全て
僕は
僕は!
僕は痒く卑しく痛んだ生もの
僕は


言葉が生み出せないときはそっと




「誰彼の呟き」