みんな人知れず恋をしているようです。
僕はそれにはみ出た人間。
なんだかみんなが一生懸命すぎて僕には眩しくて。
自分を愛せないということは人にも愛されないって事。
生きていく中で、そういうのを掬い取れるような人間になりたかった。
そういうのを許していける人間になりたかった……
それでも現実は流れていきます。
それでも事実は変えられません。
だから僕はせめて泣いて自分を慰めて。
言葉で自分を表して。
そうしていきるしかないと気付いた今日のみんなとの会話。
それでは詩を一つ。
こんな綺麗な世界にも
躊躇の気持ちを忘れずに
私は虹を壊しては
祈りをひたすら閉じ込める
大事なものを数えても
私の姿は届かない
いい日と何度も呟いて
潔さまで忘れます
タバコの煙は天井に
溜まって星になっていく
だから世界は心地良く
叫んで居場所を教えてる
未来も何もなくなって
後悔などが生れても
優しさからは逃げられず
私は居場所にしがみつく
題して「世界が在ると言う事」です。
それでは。