芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
恋人の熱量に 甘く舌が這う 産道は捩れて 暗がりで灯る 少女の祝福は 声を胸で塞ぐ 子宮が脈打ち 最果てに睡る 生娘の反響で 強く爪が噛む 羊水も造れず 無垢色は宿る 母親の希望を 月は傍で噎ぶ 経血に苦しみ 或る肉が語る 「君の児」
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