ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2007-11-13から1日間の記事一覧

僕の唯一の秩序 二つ開けて命名す 頭から離れない 言葉があるの 少女らしき貴方 無垢に何の疑いもなしに 頭から離れない 言葉があるの リズムよく踊る泣き虫 全ては夢でやり直せる 頭から離れない 言葉があるの 虐待の親を愛したい 根源はいつだって寂しそう…

愛しています ただ、愛しています その愛を語る 僕は何れにもまして大げさに ときめき 溢れ出した意味を 大げさに、大げさに 少しずつ彼女の 骨と骨を支える細やかな粘膜が溶け 自由に骨は体から離れ その両腕を支える最後の肉も 少しずつ滑らかに伸びきった…

いくらでもといけない。

大凡彼には見当がついていました。愛情のありか の、事実の夢の、貴方にとっての彼の。しか し彼は大凡見当がついていたせいで、何もかも失ってし まったのです。月よ、さよなら。彼は死体の ように息を吸った後、大きく眼を見開いてこう呟きました「(月夜の…