ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


毛詩の友で

段銭を抹して

針の薬気で

陽光を報じた

 

一饋の霜で

先賢を怨じて

罫の恋矢で

琉装を供した

 

陶歯の桃で

万線を達して

槍の八旗で

方向を要じた

 

漆器の芋で

鳶肩を選じて

霊の繭糸で

灸瘡を了した

 

 

「アマァス」

臓器の徳で

淡黄を坐して

裁の弾指で

独擅を則した

 

逸の菌糸で

渓相を閲して

併記の礼で

利権を評した

 

当帰の賊で

残香を足して

代の三思で

塞栓を毒した

 

吃の院司で

泳層を結して

励起の兵で

秘鍵を療した

 

 

「クラタル」

令の雪加で

私見を律して

干た二期で

年縞を聘した

 

核の夜窓で

抑止を刻して

織る当千で

他社を愛した

 

制の裂果で

利権を失して

似た悲喜で

偏光を佞した

 

役の仮相で

酷使を浴して

取る黄癬で

阿遮を帯した

 

 

「ニィング」