ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


睡る堅甲は

九夏を煮れど

朝餐を律し

連火に徹した

 

薄酒で約し

予感を歩せば

猛士の外で

些少は増した

 

煙る年縞は

入花を着れど

涼傘を蟄し

天河に列した

 

薬種で博し

補完を寄せば

宗子の許で

魔性は注した

 

 

「朱炎の胸」