ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


階前の雨は

迂拙を崩せど

幕の野生で

養価を洩した

 

補欠の虎は

痛覚を服して

脳の総記で

際限は鳴った

 

愛染の亀は

苦節を写せど

役の磨製で

猛火を汚した

 

吐血の洞は

風格を尽して

躁の納期で

内言は去った

 

 

「フィルム」