ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


匣の向日葵は

何を視て縋る

淋しき集合に

畏れて嘆くか

 

天の川冷たく

汽笛が響けば

訣別を結びし

空白が坐する

 

蛍火の幻視に

脳が散乱する

神様の離席を

電波は覆って

 

台風の加護で

亡骸を洗えど

旅に永く後れ

片鱗を擁する

 

 

「暑き禍患」