ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


死兵の翅は

故里に罹って

苦き弾丸が

血汐で煮える

 

紅き烏は

垣を沸かせて

瞼の夢に

余接を描く

 

訳義の窓は

盲信で肥って

遠き歪曲が

哀詩に賭せる

 

聖き嵐は

痣を病ませて

菫の蜜に

訃報が沈む

 

 

「無益な実」