2018-07-08 ■ 僕の野蛮は 寒凪を纏えど 恋の色葉で 遺失に溺れた 嘆息で興る 空虚の器官は 口実を介し 健常を保った 君の毛布は 崇信を犯せど 夢の屍室に 盲唖で紛れた 怠学で黙る 清書の至善は 推察に誘い 対償に育った 「難の罹患」