ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


錠剤の苦味で

雨が欠いた

剃刀の速度で

夢が醒めた

 

電車の号哭で

夜が果てた

荷縄の耐性で

色が割れた

 

屋上の風化で

花が負けた

猛煙の過熱で

劇が褪せた

 

血汐の敢行で

君が絶えた

惨禍の愛惜で

僕が生った

 

 

「スーサイド」