或いは美型詩の実験場。


妖しき采戯は

支離の違算で

営為を精穀し

総括し織った

 

仄かな巷説は

繁束を編製し

疲倦の筐裏で

解義が腫れた

 

賢しき哀辞は

異志の伺察で

生気を曳行し

往還し剃った

 

細かな法線は

兵争を譴責し

帰結の拍子で

配字が枯れた

 

 

「悪き手帖」