2018-04-03 ■ 橋は安危に 依嘱せども 閉瞼までの 横行を掘る 谷の海蝕は 昂進しても 強き空劫で 経血を照る 蟻は叛意に 悲傷せども 永訣までの 宝国を織る 神の対償は 洞悉しても 暗き痛哭で 定見を蹴る 「残滓の息」